今日も猛暑ですが昨日も暑かったですね。
その暑い中、三姉妹の真ん中Keikoが電車を乗り継ぎ、
両手いっぱい母に食べさせたい食材などを抱えてやって来ました。
このところ、母は足が浮腫み、夜、寝ていても痛みで目が覚めたり辛い思いをしていることを聞き、
優しい彼女はゆっくり時間をかけてマッサージを施すのがメインの目的でした。
母は3年前脊柱管狭窄症の手術を受けました。
背骨の曲りから脊柱管を酷く押さえ付け、リンパの流れを阻止していたので、
背骨の一部を削り、通り良き管にするための手術でした。
しかし、実際のところ、阻止している箇所が多すぎて全部の箇所を削ることは出来ませんでした。
それでも、退院後1年位は熱心にリハビリに通っていましたが、
段々と諦めムードになり、最近はリハビリにも行かなくなってしまっていました。
昔からお洒落で、いつも身綺麗に整え、イヤリングやブローチをさりげなくつけている母が、
いつぞや、教会に行くのに、病院の中で履くマジックテープで留めるリハビリ用スリッパを履いて出てきました。
そこには黒いマジックで名前が大きく書かれていました。
驚いた私に、母は「これ、楽でいいのよ~」と笑って答えていました。
その時も、母の脚は丸太ん棒のように浮腫んでいたので、可哀想に普通の靴が履けなかったのでしょう。
いつも、介護車を押し、どこに居てもにこやかな母の脚が少しずつ悪くなって来ていたのです。
私も気づいてはいたのですが、88歳という年齢なら仕方が無いのかなぁと思い、
出来る限りのサポートをし、これ以上悪くならないようにと神様に祈るばかりでした。
Keikoは母に「絶対諦めないで、やるべき努力を精一杯しましょうね!」と優しく励まし、
時間をかけゆっくりとマッサージから始め、リビングの手摺につかまってのスクワットなどを教えてくれました。
すると、どうでしょう、丸太ん棒のようだった脚が随分とスッキリしてきたではありませんか!
(あまりの違いに、急いで携帯で写真を撮りました、お見苦しいものをお見せしてスミマセン!)
私もジムの先生に教わった脚のマッサージ(特に
ふくらはぎ)の仕方を母に指導させて貰ったりもしました。
スッキリしたところで、姉妹で楽しく作った美味しいお夕飯を一緒に頂き、
食後、後片付けした後も妹はマッサージを施し、皆が満ち足りた気持ちで母の家を後にしました。
母はお風呂に入った後、いつも気の利いた服や下着を母に贈ってくれている、一番下の妹R子からその日送られてきていたパジャマを着て、ぐっすり朝までよく眠れたそうです。 良かった~~♪
優しいR子は私にまで「これオンタ(私のこと)にそっくりだから」とか言って、
エンリコドマーニのTシャツをプレゼントしてくれました♪
私はこんなにスリムで可愛くもないですが、これを着てジムでまた汗を流してこようと思います。
これからも母は諦めないで、スクワットやマッサージを続けていくそうです。
神様は見えないお方ではあるけれど、いろいろな人を通して愛の手を差し伸べ支えてくださるのですね。
感謝します!
ところで、健康の秘訣はズバリ「
血液の循環」にあるようです。
石川クリニック院長である石川先生は迷わず「血液の流れを円滑に保つこと」と答えておられます。
血液は体内を循環することで、全身の細胞に酸素や栄養を運ぶ役目を果たしています。
もし血液の流れが滞れば、全身のあらゆる組織が活力を失い、あらゆる病気の発症につながる可能性があるからです。
心臓は血液を送り出しますが、戻してくるツボは「ふくらはぎ」にあるんだそうです。