今回の旅行は観光が目的ではなく、息子家族と共にアメリカでの生活を共にすることだったので、
特にどこに連れていって欲しいとかの希望はありませんでした。
ただ、世界三大美術館の一つとも言われる「メトロポリタン美術館」には興味がありました。
滞在三日目、息子の出勤に合わせて電車でグランド・セントラル駅に出て、そこから地下鉄6号線に乗り換え、86STで降り、数ブロック歩いて行くことにしました。
乗車時間は1時間足らずですが、息子の説明を聞きながら、車窓からの風景を飽きずに眺めていました。
NYの玄関口、グランド・セントラル・ターミナル(通称・グラセン)の時計台
グランド・セントラル駅は実に重々しい風格があります。ロバート・デ・ニーロ, メリル・ストリープの「恋におちて」や
禁酒法時代にニューヨークのユダヤ人ゲットーで育った二人のギャングの生涯を描いた、レオーネの遺作にして代表作の
「ワンス・アポン ア タイム・イン・アメリカ 」 のシーンが蘇ってきます。
息子とはメトロポリタン美術館前で別れ、息子はそこから五番街のオフィスまでタクシーで行きました。
美術館は開館したばかりで、空いていました。
入館料は決まってなく、寄付として普通20~25ドルと聞いていたので25ドル払いました。
(実際、世界に誇る芸術作品がこれだけ間近に目にすることが出来、
撮影まで許可されて、この入館料は安す過ぎたと思いました)
午前9時からお昼美術館内のキャファテリアでサンドイッチとコーヒー頂く時間を除いて、
午後の3時まで脚がクタクタになるま観て回りました。
ソクラテスの死
ドン・マヌエル・オソーリオ・マンリケ・デスニカ
もう、美術館嫌いになりそうな位、思う存分鑑賞して、外に出ました。
午後の太陽がギラギラ照りつけていました。
誰も、日傘などさしている人もない・・・
少しセントラルパークを歩く予定でしたが、暑いので中止!
遠く、ニューヨークの摩天楼をチラッと観て地下鉄に飛び乗り、あの緑に包まれた家に戻ることにしました。