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スーパー歌舞伎の市川猿之助を父に持つ俳優・香川照之が来年6月、東京・新橋演舞場公演「初代市川猿翁 三代目市川段四郎五十回忌追善 六月大歌舞伎」で歌舞伎俳優としてデビュー! このニュースには驚きましたが、嬉しいですね、実に楽しみです。 2004年に長男正明君が誕生して以来、ずっと悩み考えてこられた様子が言葉の端々に伺えます。 それより何より驚かされたのは、45年間断絶していた父親と今年の春から同居しているとのこと。 東大を出て、母親浜木綿子さんの反対を押し切って俳優の道を歩み始めた頃、 初めて父親の楽屋に花束を持って会いに行った時、「親でも子でもない・・・」と門前払いを食い、 悲しみのどん底に落とされたに違いないにもかかわらず。 2003年に脳梗塞で身体が不自由になり、2009年、長年のパートナーであった藤間紫さんが亡くなり一人でいる父親を受け入れたのです。 顔も声もそっくりの親子!息子である香川照之はこの日のために頑張って来たんだと思いましたね。 父親も敢えて20年前、親でもない子でもないと突き放すことが、役者の道に進ませたくなかった浜木綿子さんへの気遣いだったのか、役者の道はそんなに甘くないことを知らせたかったのか・・・ずっと、息子、香川照之を歌舞伎の世界から遠ざけていました。 しかし、息子は俳優として年々輝きを増し、「彼が画面に出ているだけで締まる」、 と言われるまで映画界、テレビ界で大きな存在に成長しました。 もう、父親も彼の中に宿る「役者魂」というDNAを認めざるを得なかったでしょう。 また、息子、照之も母を気遣いながらも父から教わりたい、いや教わらなくてはならない、 という使命感が昨日のの襲名披露会見に繋がったのだと思います。 昨年末、NHKの番組、「人の人生は、その最後に輝きを放つ」「ラストデイズ」と言う番組で、 がんと闘いながらも映画「ブラックレイン」でハリウッドを震撼させた俳優・松田優作さんの 「ラストデイズ」を辿って撮影現場に立ち、優作さんとの思い出を語る香川さんの姿が印象的でした。 その時も歌舞伎のこと父親とのことなどをいろいろ語っておられました。 これから自分が進む道を考え、思い悩んでおられた頃でしょう。 45歳での歌舞伎デビュー!並大抵の苦労ではないでしょう。 しかし、香川照之ならやってくれる!心から応援します! まだまだ間があるでしょうが、香川さんの「ラストデイズ」を歌舞伎役者としても輝かせてください! そして利発そうでイケメンの正明君にも大いに期待を寄せています。 歌舞伎界の先輩諸氏が彼を暖かく迎え入れ、助け導いて下さることによって、 更に魅力的な歌舞伎界となり、私達を楽しませて下さることを切に願って止みません。 会見の最後、浜木綿子さんに向かって、父と息子二人揃って感謝を述べながら、 涙を滲ませている姿に貰い泣きしちゃいました。 照之さんの面立ちがどっかしら長男に似ているような・・・ というわけで勝手に母親のような気持ちになってます。 (^^ゞ
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