市川万葉植物園では次々と春の山野草が咲き始めています。
入園料も取られないので、テニスに行く途中ちょっと覗いてくるんですよ。
平日は人影もまばらでとても落ち着いた雰囲気でいいですよ。
1.
イカリソウ:メギ科
カタクリ、ユキワリソウ、エビネといった山野草に比べて、
人気はイマイチかもしれないけれど私は好きですね。
この船の錨に似た花の姿からついた名前です。
まだ咲き出したばかりの薄紫色もありました。
昔から、この茎と葉を干して煎じて飲むと強壮剤になるそうですよ。
それに
健忘症に効果を発揮するとは嬉しい限り!(*゚▽゚*)
2.
ヤブレガサ(破れ傘):キク科 ヤブレガサ属
名前の通りどこかユーモラスでしょ♪
民話の世界にいる気がしました!♪(^ー^* )フフ♪
但し、傘が破れた状態に見えるのはたったの10日間位で、
その後は平べったい大きな葉っぱになってしまいます。
このように↓これじゃぁ、まるで破れかぶれ!( ̄Д ̄;)
3.
バイモ(貝母):ユリ科 バイモ属 別名:「編笠百合」
咳止め、止血のための薬用植物として日本に入ってきたそうです。
私はこの姿形に惹かれます♪
4..
オキナグサ キンポウゲ科
ベルベットタッチの魅力的な花を次々と咲かせています!♪
同じキンポウゲ科のクリスマスローズと俯き加減に咲く姿が似ています。
かつては普通に見られた野草だったそうですが、乱獲などにより今では幻の野草と言われているそうです。
※各画像をクリックすると大きくなります。
山野の乾燥した草地に生え、全体が白色の長毛で覆われるのでこの名がある。葉は羽状。春先、暗赤紫色の六弁花を開き、のち多数の果実の集まりが長毛(花柱の変形)を風になびかせる。根を乾燥したものは生薬の白頭翁で、消炎・止血剤とする。ネコグサ。 広辞苑
花屋さんで売られているものは西洋オキナグサが多いようです。
次回万葉植物園に出かけた時には、
この美しい花が白髪頭のように変貌を遂げているのかしら・・・
それも楽しみです・・・(^-^ )
遂に、白髪頭を振りたてた翁の姿に変貌を遂げていました・・・(×_×;)
(4月19日撮影)