ゴールデンウィークに入って行楽地は賑わっているのでしょうね。
昨日は教会で午後、聖歌隊の特練があったのですが、帰宅してからもまだ暖かく、陽がさんさんと輝いていたので、カメラを持って土手を散歩してきました。
シレネ コロラータ ピンク ピロエットの花が土手の一角いっぱい群生していました。
この花は以前にも載せたことがあるので
ここをご覧になるとこの長ったらしい名前の意味が分かります。
あれっ!モンシロチョウがいるではありませんか!
もっと近づいて見ると、(*^b^) シーーッ!! 交尾中でした!
午前中は蝶たちも羽根を温めて飛ぶ準備をしているので、こんなシーンはなかなか見られないのですが・・・
時々一緒に空に舞い上がってはダンスしてまた、降りてきます♪
成虫になった蝶は子孫を残すために
交尾できる期間はたったの2週間しかありません。
やっと見つけたお嫁さんなんです!な~んか幸せそうですね~~
そこへ、邪魔しにやって来たのは別のオス!
無理やり、押しのけようと必死です!
そんなことしてもモンシロチョウのメスは貞操観念が発達しているので、
一度交尾したら頑として、
他のオスを受け入れようとはしないそうです。(最近は偶に例外もあるそうですが・・・)
夫も必死で妻を守っています!!
遂に諦めたか、舌打ちしたかどうか定かではありませんが、どこかに飛んで行きました。
彼はメスを見つけるためにまた飛び続けなくてはなりません。
人間の目にモンシロチョウは♂♀見分けにくいのですが、彼らはどうやって見分けているのでしょう?
モンシロチョウは紫外線が見えるのです。
人間には白く見える
雄の羽根は紫外線を通すと黒く見えるのです。
だから、♂の蝶は簡単に
白い羽根の蝶が♀だと分かるのです。
そう言われてみると、雄の羽根は見る角度によって少し黒っぽく見えるかな??
交尾を終えた雌はこれから約600個の卵を丁寧に一個ずつ葉っぱに産み付けていくのです。大変ですね!
おーーーっと!また、舞い戻ってきた懲りない奴!
奥さんのウザそうな表情が見て取れます。
このシツコイ横恋慕男、余程焦っているみたいですね。
2週間の期限!カウントダウンが始まっているのでしょうか・・・それとも、もう探し疲れたのか・・・
そういえば、この時期モンシロチョウはまだそう周りに飛んでいませんものね~
気の毒な横恋慕男に、京都弁で「
おきばりやす!」(頑張ってね!の意)と激励して、その場を離れました・・・