写真の整理も兼ねて、思い出のホテル「ガレリア」の内部をちょっとご紹介しますね。
「ガレリア」とは galleria(伊、西) 英語で言えばギャラリー。
日本語では美術館、展示室、画廊などと訳されますが、ヨーロッパでは貴族の館、城等で廊下に絵画などをズラリと並べて掲示するケースが多く見られます。
まだ美術館が存在しない時代、「絵を掲げた廊下」 自体がギャラリーとなっていました。
これは、カンバスや紙に絵を描いて額縁に入れて飾るよりずっと長い歴史がある 「壁画」 がその原点となっています。
こちらの薔薇の絵も全て手描きです。
このプチホテル「ガレリア」にいると、ホテルというより、実にアットホームで親しいお友達のお家に泊めて頂いている錯覚に陥ります。
こんな高い所も職人さんは脚立に乗って描かれたそうです。
ベッドルーム 窓から素晴らしいお庭が一望できます。
2階の廊下から下を見下ろすと・・・こんな感じになっています。
私達が泊まったお部屋にはロフトがついていました。
出発の朝、私は突然「めまい」を起こしてしまい、ベッドから起き上がることが出来ず苦しんでいました。
そんな中、シェフご自慢の自家製パンや美味しそうなお料理の香りが連れの者たちの楽しい笑い声と共に2階のベッドルームまで届いてきました。(×_×;)
なんとかチェックアウトの時間10時には、起き上がることができて、めでたしめでたし♪
これからは、目眩のお薬を必ず携帯しなくてはと反省しました。
お食事はフォーシーズンズ椿山荘のシェフもなさっているオーナーご夫妻の息子さんがシーズン中お料理を担当なさっているのでとても美味しかったです。
近所に住む方たちもお食事だけにやって来られたりもします。
このパエリアは息子さん作ではなくお父さまのご自慢の料理だそうで、とても美味しかったですよ。
お母様(和製ターシャ)はお皿の絵付けもなさる方で、お料理は全て自作のお皿で供してくださいます。
八ケ岳の冬は雪で閉ざされてしまうので、ホテルはクローズ。
その間、奥様はすぐ傍にあるご自宅でお皿の絵付けや陶芸を楽しまれます。
どれも素敵でホッコリとアットホームな雰囲気が嬉しいです。
ワンちゃんにも会いたいし、また是非行きたいと思っています。
こんな素敵なプチホテル「ガレリア」に出会えたのは優しい妹K子のお陰です。
教会のお友達がすぐ近所に別荘をお持ちで、時々お食事に出かけられるとか・・・
エンジェルK子さん、本当にありがとう!
次回は3姉妹揃って行こうね♪ 勿論、母上もね♪(^-^)
完