昨日の感動も消えぬ今日、市川文化会館までてくてく歩いて行ってきました。
ギャラリーに入る前からわくわく心躍る思いでした。
入口に続く階段の両壁には天国の星野さんへのお礼のメッセージが、
一筆書き便せんに書かれてたくさん貼られていました。
そして、なんと嬉しいことに、丁度私がギャラリーに入ったと同時位に、
星野さんの奥様、直子さんが入ってこられました!
なんとサプライズ! 神様、ありがとうございます。
私の息子とそんなに年も変わらなさそうな直子さん!
美しく澄んだ声で、丁寧に作品の説明をして下さいました。
聞いてるうちに私たちは、自分がアラスカやカナダの自然の中に
導き出されたような錯覚に陥ったから不思議です。
また、所々に添えられた、星野さんの短いメッセージが心に深く沁み渡ります。
文字通り身体を張って撮影された作品だけに、
どの作品も芸術の域を超え、神々しいまでの光を放ちながら
私たち一人一人の心に迫ってきます。
星野さんは熊の撮影に行く時も決して銃を持たなかったという。
銃を持った人間が動物を見る時、どうしても驕りが生まれてしまうという。
43歳という若さで亡くなられてしまった星野さんですが、
その後地球温暖化は急速に進んでいます!
あの幸せそうな北極熊親子の命が危機に晒されるようになりました。
星野さんの作品はたくさんのメッセージを私たちに訴えかけています。
「かけがえのない者の死は、
多くの場合
残された者にあるパワーを与えていく」(星野さんからのメッセージ)
帰りにこの会場に展示されていたすべての作品と星野さんの言葉が
限定版写真集として売店に出ていたので、喜んで買わせて頂きました。
大事な宝物になりそうです。
※余談ですが、私の息子の友達が現在アラスカに住んでいらして、星野さんと面識があったそうです。
先日も直子さんがアラスカのお宅に行かれた時、開かれたパーティーにご招待を受けて行ったそうです。
その彼のお母様が毎月母の所で開かれる「家庭集会」でオルガニストを務めて下さっています。
初見でどんな難しい曲でも弾ける素晴らしい方なんですよ。
彼女も明日星野さんの展覧会にいらっしゃるとか・・・過去、何度かいかれたそうですが・・
昨日から今日にかけての出来事は私にとって、本当に「
星のような物語 」です!